【2023年4月宿泊記】セントレジスカイロ The St. Regis Cairo

カイロで観光客に人気エリアのナイル川沿いのホテル。
The St. Regis Cairoから考古学博物館へはタクシーで5分、ハン・ハリーリ市場へはタクシーで10分という驚異の立地。
カイロ市内の観光をしやすい場所にある、セントレジスカイロに宿泊してきた記録を残します。
検討されている方のご参考になれば幸いです。

基本情報

お部屋のグレードや施設案内など、詳細はこちらからご確認いただけます。

到着時

ホテルのロータリーに入る前に、タクシーの検問がありました。
セキュリティーが運転手へトランクを開けるよう指示、探知犬が車を1周。
そんなに治安が悪いのかと震える…

到着すると、ベルマンが荷物を車から降ろしてくれます。
さすが5つ星ホテル、入口から超絶快適です。
カオスがスタンダードなエジプトのどこでどんな研修したらあのホスピタリティが学べるのか不思議なほどでした。失礼
部屋まで荷物を届けるから、ここに置いておいて。とのことでいざ、セントレジスカイロへ。

入口すぐ横、今度は人間のセキュリティチェック。
何が反応したかわからないが、音が鳴る。
しかし何の確認もなく、「通っていいよー」とのこと。笑
いや、何のためにあるの手荷物検査機…笑
パフォーマンス用ですかね?笑
5つ星ホテルといえども突っ込みどころを用意しているところが、エジプトらしくて面白いところです。

ロータリーから4階のフロントまではベルマンがつきっきりで対応してくれました。
なんて親切な…震
「lovelyday」を日本語で何というか聞かれたのですが、
英語力1歳の筆者、らぶりーでーって何?バレンタイン?と困惑…
後から調べたら、「素敵な日を。」て意味らしいですが、合ってますでしょうか?
素敵な英語ですね。lovelyday。これから海外行く際は乱用したいと思います。黙

レストランやカフェのみの利用の方も上記のような同様のセキュリティーチェックがあります。
が、本当に形だけで入国審査のような威圧感を感じることは全くありませんのでご安心くださいませ。誰

チェックイン

フロントに着いてまず驚いたのが、豪華な大理石…と、カウンターの高さ。笑


身長155㎝と日本人の中でも小柄な筆者、カウンターがあごくらいの高さでした。
フロント横のオブジェもこの通りでかめ。これから紹介する、部屋のインテリアも何かとでかめ。


周りを見渡してみると、そいえばエジプト人はでかめ。
対応してくれたベルマンは推定2㎜。
ちびっこがチェックインするには、サインがしずらいんよ。

15時頃ついたので、フロントは込み合っていました。
チェックイン待ちしている間に、お姫様を発見。
何のイベントがあったのかわからないが、このホテルお姫様いる…と震える庶民。

チェクイン時にデポジットとして、2000EGP支払うのですが、もちろんきちんとかえってきます。
日本では当たり前のことですが、カイロの街を歩くときはかなり気を張っていたので、この治安の良さも最高です。

チェックインを済ませると、アテンドがつき、ホテルの施設を一通り紹介してくれます。
このバーの絵は太陽とナイル川をイメージしているとのこと。

リスニング力1歳の筆者、その他聞き取れず…沈
そのままお部屋まで案内してくださり、コンセントの場所や各々のスイッチなど丁寧に説明してくださいました。

お部屋

お部屋は写真で見て想像していた広さより広く、豪華なインテリアたちに感動。
ハネムーンということを事前に伝えてあったため、素敵なベッドメイキングをしてくださっていました。
はしゃぐゆとりJapanese。


アテンドの方がwelcomeとテレビをさした先に、名前が表示されており、庶民再び感動。震

部屋はシティービューを予約したのですが、なぜかナイル川ビューに。
ん?値段一緒だったけど、アップグレードされてナイル川ビューなのか?

真相不明ですがいろいろ感動していたのと、写真でみた景観よりも実際のほうがナイル川よくが見えてもはやどちらの部屋でもおそらく最高。

welcomesweetsと手書きのお手紙が用意されており、再びはしゃぐゆとりJapanese。
この手紙、今回のホテルステイで1番感動しました。
手書きって、ほんとに手間暇がすごくないですか?しかもすごく綺麗な字で。

隣の果物は飾りなのか食べていいのか気になり、切ってくれるのか電話で聞いてみたのですが、英語力1歳のため伝わらず断念。
桃が大好物な筆者、がめつく手で剥いて食べてみたところ、スモモでした…
スーパーにも置いてあったので、エジプトはスモモを食べる習慣があるのでしょうか

一通り部屋の説明が終わり、最後にウェルカムドリンクを持ってきてくださるとのこと。次から次へと出てくるおもてなしに白目。
blackteaとgreenteaがあるとのことだったので主人とそれぞれ1つずつ選択。

グリーンティーを緑茶だと思って頼んだ主人。エジプトのgreenteaはどうやらフレーバーティーのような謎の甘いお茶。
癖があり好みがわかれるような味でしたが私は好きでした。
ポットで大量に出てくるのも外国感があります。


とまあこんな感じで至れり尽くせりなホテルステイに庶民は感動しっぱなしでした。
スークへ買い物行く予定でしたが、外へ出る時間がもったいなくなり、15:00にチェックインして、翌日14:00のチェックアウトまでホテルから1歩も出ることはありませんでした。笑

レストランで夕食を済ませて部屋に戻るとド派手なケーキが置かれていました…震

ちょっと見た目がかなり奇抜で震えましたが、こんな綺麗な大きなケーキのサプライズ、とっても嬉しかったです!

チップを渡したいのに誰が用意してくれたか分からず、廊下にいたスタッフに聞いたところ、「シェフが作ったんだよ!」との返答。笑

うん。質問の仕方が悪かったですね…笑

誰に感謝したらいいのか更にわからなくなりましたが、とりあえず廊下にいたスタッフにお気持ちばかりのチップをお渡ししました。笑

見た目がド派手なので、箸をつけるまで時間はかかりましたが、いざ食べてみると中はチョコレートムース。ロビーラウンジにあったチョコケーキと同じ味でした!見かけによらず?美味しかったです!

それにしても、まさかこんな豪華なケーキをいただけるとは…今までのホテルステイで1番豪華なお祝いだった気がします。しょこらん。

心配していたお風呂の水事情ですが、無色透明!これも日本では当たり前ですが、ここはアフリカ。最悪茶色い水が出てくる覚悟をしていました。

ベッドにばらまかれていたお花を捨てるのがもったいなくて、お風呂に入れてみました。こんな事をやろうと思えるのも、全てはお水が透明なおかげです。

お風呂場は大理石と素敵なモザイクタイルの壁。もちろん洗面所は2つあります。

このホテルの嬉しいところは、バスタブとシャワールームが別にあったこと。バスタブにもシャワーがついていましたが、仕切りがないため使わずでした。

アメニティは新品のマヨネーズのようにきちんと封がしてあり、外国あるあるの継ぎ足したものではないことが証明されています。笑

施設

便利ツール

アテンダントがざっと施設の説明をしてくれたのですが、リスニング力1歳の筆者。
すべて聞き取れるわけがなく。
そんな英語力1歳の私のホテルステイ必需品は、Marriott Bonvoy™アプリ
レストランの営業時間や施設案内、周辺の観光情報まで日本語で載っています。
タオルの追加やベッドメイキングの依頼もアプリなら日本語で対応しています。
さらに、フロントやバトラーにチャットを送れるので、英語が話せない聞き取れない筆者でも翻訳機能を使って簡単に意思疎通をはかれます。

The St. Regisは全てのお部屋にバトラーサービスがついており、宿泊中の困り事やちょっとした頼み事に対応してくれるサービスがあります。

電話はバトラー直通回線があり、挑戦してみたのですが、案の定全然伝わらず…ハウスキーパーがわざわざ部屋まで来てくれるという事態になりました…謝

The St. Regis Cairoは宿泊前に、禁煙喫煙どちらの部屋が希望か、特別なイベントでの宿泊であるかなどのメールをくれていました。これらの連絡もアプリのチャットでできるので、旅行前にホテルに伝えておくとより充実したホテルライフが送れます。

また、ホテルによってはモバイルチェックイン機能も付いているので、カードキーを持ち歩かなくて良いのもうれしいシステムです。

私がMarriott系列のホテルに滞在する際は、毎回頼りにしているかなり便利なアプリですのでご紹介まで。

ジム

ホテル到着後、一息ついて探検へ。
まずはジム。まさかのモスクビュー。
ランニングマシーンからの景観が最高だったのに、写真がない…おそらくバックアップ漏れです悲しい…

トレーナーが在中しており、決まった時間にプログラムも開催している様子。
もちろん、お水飲み放題です。

ジムのトレーナーさんのホスピタリティも最強で、SPAがあることを教えてくれました。

SPA

マッサージは有料、SPAのみの場合は無料とのこと。水着をもっていざSPAへ。
男女で分かれておりますが、主人に確認したところ内容は一緒のようでした。


私が訪れたときは貸し切りでした。
おそらくリラックスさせるために落としておるのであろう照明。ちなみに無音です。

薄暗くて不気味…と警戒しているところに突然スタッフが現れ、ビビりあがるヘタレは私です。
雰囲気はさておき、スタッフが身の周りのことをすべてお世話してくれます。感動。
一目散にジャグジーでくつろぐ私。
タオルを持ってきてくれたスタッフが、ここの施設の使い方を教えてくれました。

軽くシャワーを浴びてから、サウナ15分、アイスルーム5分、スチームサウナ15分、ショックシャワー1発、で締めのジャグジー15分。
という使い方らしく、どうやら私はいきなり締めていたことを理解。


筆者はサウナがあまり得意ではないので、5分の1の時間にして短縮バージョンで楽しみました。
ショックシャワーは怖すぎたので、少しだけ紐を引いて満足。笑
もう見た目から罰ゲーム感があふれてますね…黙

これが無料は凄いなあと思いながら着替えを済ませると、最後に、「フルーツを持ってくるからこれ飲んでここで待ってな。」とジンジャーティーを入れてくれました。

モロッコでスイカを食べて病院送りになった経験のある筆者、アフリカの果物というくくりでエジプトのカットフルーツも超絶警戒。
しかしここは世界のセントレジス。信じるぞ…頼んだぞ…と震えつつもばっちりいただいてきました。
リンゴが3種類と白めのパイン。



終始下痢気味だったのでちょっと大丈夫だったかはわかりませんが、病院送りにはなりませんでした。
これら行く方のご参考になれば幸いです。


プール

室内プールと屋外プールが1つずつありました。
もちろん、こちらもお水飲み放題。

室内プールの水が若干濁っているように見えたのは、エジプトの水を警戒しすぎなためか、はたまたほんとに茶色かったのか…
確かめに行ってくださる方がいましたら、どう見えたかぜひ教えてください…

ジム同様、こちらでもプログラムを開催している様子でした。基本13:00開始なので、レイトチェックアウトまたは連泊される方は利用できるかと思います。

屋外プールはプールサイドで食事やシーシャが楽しめます。
シーシャのお値段は200EGP(1000円)とお手頃。

プールは1つは水、もう1つは温水になっていました。
シートを利用する際は、ここでもスタッフが至れり尽くせりで準備してくださいます。

砂埃がすごく、エジプトに来てから外で過ごしたいと感じることが少なかったのですが、ナイル川横の立地のためか、このあたりは砂埃が少ないような気がしました。

図書館

写真を撮り忘れていますが、小さな図書館も用意されています。
置いてある本はアラビア語や英語です。翻訳機能を使えば日本語で読めます。
なかなか日本ではお目にかかることのない本に触れられるのも楽しい時間です。

託児所

プールの奥に託児所がありました。迷子になった際に発見。料金などは不明です。

Wi-Fi

Wi-Fiはホテル内のどこでもストレスなく利用できます。
SPA内での利用がいまいちでしたが、それ以外は不自由ない印象でした。

部屋のWi-FiとパブリックスペースのWi-Fiが異なり、部屋を出入りする際は接続し直す必要があるため、その点だけ少し手間に感じます。

エジプトのSIMは15Gで1000円程度とかなり安いため、空港で購入しておくと何かと便利ではないかと思います。

レストラン

ホテル内のレストランは鉄板料理とエジプト料理、中華料理、イタリアン、バーを含め6つありました。今回は「ザ セント レジス バー & ザ ウォーター ガーデン」と「ラ・ジーサ」を利用。

ラ・ジーサ

イタリアンのお店とのことでディナーの時間に伺ったのですが、ビュッフェとアラカルトがあるとのこと。
迷っていたら、「とりあえず見てよ!ついでに食べてよ笑笑」とスタッフ。まさか5つ星ホテルでスークの客引きに似たものを感じます。笑
100種類ほどありそうな圧巻の品数。「寿司もあるよ!」とすすめてくれたが、ちょっと全く惹かれず…
さらにお値段は確か1人2500EGP(12000円)くらいでした。震
せっかくだしと一瞬迷いましたが、庶民はおとなしくアラカルトにしました。黙

席に案内されるとめちゃめちゃナイルビュー。そしてたまたまサンセットの時間だったようで、食事をしながらEgyptiansunsetという棚ぼた状況になりました。
さらに、バイオリンの生演奏が始まり、雰囲気が最高でした!

食事の値段は1品1000-3000円程度。+サービス料といった設定。
エジプトの平均月収が3-4万ということを考慮するとかなり高級ですが、日本のセントレジスと比べると割安感があります。
しかし、基本的に食事があまり美味しくないエジプトですので、コストパフォーマンスは日本のセントレジスが圧勝です…黙
日本の食事の衛生と美味しさは世界に誇れるのではないでしょうか。黙

私はエビのパスタを注文、主人はマルゲリータを頼みました。
パンはお通しのように出てきます。そしてエジプトの食事にしては美味しい。黙

マルゲリータは想像と違う風貌で登場。わかりやすく怯える主人。
味は、スーパーで売ってる300円くらいの薄いピザに似た感じでした。笑

エビのパスタはとっても美味しかったです。が、殻が時々入っているところはエジプトらしさでしょう。笑
相変わらず、サイズは大きいので3品でも食べきれないほどの量でした。

ザ セント レジス バー & ザ ウォーター ガーデン

昼間にカイロ市内へ観光に出て、疲労。雑踏とカオス、砂埃の街から非難するようにこちらで休憩しました。
こちらはロビーラウンジで、お食事があるかは不明です。

可愛いアフタヌーンティーもありましたが、部屋に用意されていたwelcomeスイーツと似ていたので、ケーキにしました。

ケーキ1つと、生絞りフルーツジュース2つを注文。
お会計は2000円ほどで良心的でした。

ピアノとバイオリンの生演奏が始まり、たまたま目の前の席だったためか、「好きな曲を1曲弾くよ」とのお声がけ…震
おかげさまで素敵な思い出ができました!I had lovelydays!

ここのラウンジはナイル川の見える立地で雰囲気も治安もホスピタリティもカイロ最高峰だと思いますので、エジプトのカオスに疲れた方は休憩がてらぜひ寄ってみてください。

近隣施設

宿泊料金

2023年5月に訪問した時点で、宿泊料金は6から11万円/泊でした。(1EGP=4.5JPY、1USD=135JPY)

筆者はMarriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードを持っており、ポイント払いで無料で宿泊。さらに14時までのレイトチェックアウト付きでした。
2023年5月に訪問した時点で、42000-47000ポイント/泊でしたので、無料宿泊特典内に収まります。
家賃や税金、光熱費などを含めて、クレジット決済できる費用が年間150万以上ある方は、無料で泊まれるホテルです。

実はこの魔法カード、昨年いろいろ変更になって、年会費が上がり見た目がブラックに変わったことで、新規入会への心的ハードルが高くなった気がします…

黒い見た目と5万円という高い年会費に一旦びびりましたが、一般サラリーマン家庭の我が家でも審査は通りましたのでご安心ください。というか、私自身、年収300万の独身サラリーマン時代にも申請が通ったカードですので、人並みに働いている方はどなたでも作れるカードです。

そして驚く年会費5万円ですが、さらに驚くのがこの年会費を余裕で上回るリターンがある事。

この記事を読まれている方はおそらく、アメックス保持者が多いかと思うので、カードのメリットを私より理解されてる方が多いかと思います。

この感動体験をまだしたことのない方も中にはいらっしゃるかと思いますので、念のためこの魔法カードの詳細や紹介リンクを張っておきます。

公式サイトからのお申込みよりも、紹介経由のほうが入会特典が良くなりますので、知り合いに紹介者がいない方はぜひご利用ください。


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