王道のイスタンブール観光を楽しみたい方には最高の周辺環境。
スルタンアフメット・ジャーミィ、アヤソフィア、地下宮殿まで徒歩15分。グランドバザールまでは徒歩10分と、王道観光名所へのアクセスがとっても便利な立地です。
加えて、素晴らしいホスピタリティと、とっても感動するサービスを受けました。詳しい内容は後述していますので、ぜひお読みください。
筆者の独断ランキング、イスタンブールNo.1のとてもおすすめなOrientbank Hotel Istanbul, Autograph Collection。
2023年5月に宿泊した体験記です。
当時の為替レート1TRY=7JPY、1EUR=150JPY
ご検討されている方の参考になりましたら幸いです。
概要
空港からオリエントバンクホテルイスタンブール オートグラフコレクションまでの行き方
深夜便で訪問したため、イスタンブール空港にAM4:00頃到着。
入国手続きを済ませて、AM5:00に空港からバスでイスタンブール旧市街のタクシム広場へ向かいました。約90リラ/人。
バス停からはウーバータクシーを利用して、計2時間弱で到着しました。
深夜便の疲れでバス乗車後からほぼ気絶。ネット調べだと1時間ほどで旧市街へ到着するとのことでしたが、体感5分でした。笑
バス停に到着後ウーバータクシーを配車。
早朝にもかかわらず、バス停にはタクシーの客引きが複数人。
くっそ眠いのでいつにも増してうっとおしく感じる客引き。私は得意のガン無視です。
が、ここでアホ…いや、人のいい主人、客引きと仲良くおしゃべりを始めます。
この時点でウーバーから、着いたよーと連絡。驚くほど全く違うところにいる…到着の概念どうなってんだよ…
大きい荷物が複数あったので、粘り強く乗車位置を説明。
そもそもドライバーの地図にも乗車位置表示されてるんだけどね…
眠いし客引きうっとおしいし、ウーバーも乗車場所に来ないし、イライラ…
やっとタクシー来たあ。と思ったら、今度は客引きのじじいが、ウーバーのドアを開けてあげたから3€よこせと言い出し、だから無駄に関わるなといっただろうあほ…お人よしめな旦那め。とAM7:00から私のメンタル過負荷。
早々にイスタンブールのカオスな洗礼と、それに乗っかる元気な主人に私は疲労蓄積。
空港からタクシーだけで向かったとしても450-550リラ(約3000-4000円)くらいでしたので、到着時にお疲れの方や、お子さんのいる方はタクシーがおすすめです。タクシーの場合は所用時間が1時間半程度です。
市内から空港までの帰り道はウーバータクシーを利用しました。
check in
深夜便でイスタンブールまで来たため、AM7:00頃ホテルに到着。
事前にearly check inの申請をしていたものの、当日の空き状況次第とのお返事でした。
が、フロントに着くなり、朝ごはんプレゼントするから食べて待ってて!とのこと。
え?ん?英語力1歳の筆者。聞き間違えたと思い、再度聞き直すが、部屋準備するから、朝飯食って待ってな、プレゼントしたるわ。と言っている…
数時間前まで、エジプトでバクシーシを散々警戒して生活していたため、初見の人からの過剰な親切に困惑。笑笑笑
うざいけど、念のためもう一度聞き直す。笑
なぜ無料にしてくれるのかまでは聞き取れず…結局ほんとにタダ飯だったんだけど、いや、ほんとになんでだったのか今でも気になっている。
食事の内容は後述。
トルコ朝食を堪能して、チェックイン。
チャイを出してくださいました。
この席にスタッフが来てくれて、横に座って対応。深夜便の疲労と美味しい朝食で眠気がすごかったので、座ってのチェックインありがたかったです!現地通貨で約1万円分デポジットをお預け、カードキーをもらう。
で、明日の朝ごはんもプレゼントしたるわ。との説明。
え?明日も?何故だったのか、これも今でも理由不明。
AM9:00ごろにチェックイン完了。
こんなに早いアーリーチェックインだけでもありがたいのに、1泊素泊まりで予約したプランに、なぜか朝食が2食も付いており、やりすぎなのではと思いつつ、しっかりいただいてきました。笑
お部屋
ベルマンが施設やお部屋の案内をしてくださりました。
机の上に置いてあるのはプレゼントだよ。と、また何かをいただく。ナッツの入ったゼリーのような、街のお菓子屋さんでもよく見かけた、何かのお菓子です。笑
オリエントバンクホテルと名前の通り、銀行だった建物をリノベーションしているこのホテル。
レストランやバーで使える50リラ(350円)分のクーポンが、債権として置かれていて、遊び心を感じました。
銀行をリノベーションしているため、空間を確保しにくい形状のようで、お部屋はかなりコンパクト。
代わりに天井は高めで、デザイン性の高いお部屋でした。
狭いので家族連れには向かないかなと思いましたが、コネクトルームにもなるようでした。
お水はペットボトルではなく瓶で用意されています。
紅茶はお洒落な箱入りで2種類用意されています。
アメニティーもとっても可愛い!さらに、バスソルトやトラディショナルソープの用意まであり感動。
湯船はなく、シャワーのみでコンパクトですが、とても清潔です。
窓からの景色はヨーロッパのような街並み。
レストラン
レストランはロビー横の1か所のみです。
確か、ルームサービスはありませんでした。
ルーフトップバーがあり、夕方のみ解放されます。スタッフ同行でしか行けないため、希望の方はフロントに連絡するとお迎えに来てくださいます。天候次第で開けない日もあるとのことでした。
1日目の朝食はトルコに到着して最初の食事でしたので、ターキッシュブレックファストを選択。
次からつぎへとお料理が出てきます…震
トルコの朝食、すごい品数で困惑。
実は筆者、ほぼ何の下調べもなく訪問した人生初のトルコでした。
不意打ちで面白いトルコ体験ができました。
しかもなぜか無料。
ご好意を無下にするわけにはいかない!と主人は張り切って完食宣言していましたが、さすがにこの量…少し残ってしまいました…
食事の途中からハープの生演奏が始まり、至福、眼福、耳福、舌福。黙
この朝ごはん、定価は当時のレートで確か3500円/人ほど。宿泊者は19ユーロ(約3000円)。それがなぜか無料という、信じられないサービスを受けたため、1人分の20ユーロ置いて退席。なんて気持ちのいい支払いなんだろう。と、この時点でトルコに着いて3時間程度でしたが、オリエントバンクホテルのおかげで既にトルコが大好きになりました。
2日目の朝食はアメリカンブレックファストを選択。
これまた量が多い。笑
昨日に引き続き素材を楽しむような薄めの味付けがトルコ流の朝ごはんなのかなと推測しました。
この日もハープの生演奏。ハープの音色、やわらかくてほんとに大好きなのです。誰
レストランの生演奏でなかなかお目にかかることのない楽器な上に、食事も大満足の内容。銀行をリノベーションした、ハイセンスな内装と、訪問から出発まで、とても親切なスタッフ。
観光にもとても便利な立地なので、宿泊せずとも、朝食だけ食べに行ってもよさそうだと感じる内容でした。
夕食時はディナーショーを開催しているようでした。
ルーフトップバー
正確な時間は忘れてしましましたが、16:00頃から20:00頃まで営業しているルーフトップバーにも行ってみました。
安全のためにスタッフ同行でないと行けないようになってるから、行く時は声をかけて。と言われていたので、電話でフロントに連絡。お部屋まで迎えに来てくださいます。
目の前にはイスタンブールらしいブルーモスク。その奥にはボスポラス海峡が広がり、海を隔てた向かい側にはヨーロッパ大陸であるイスタンブール新市街、右にはアジア大陸が広がる。世界中でただ一つ、二つの大陸にまたがる都市でこの絶景を独り占めできる、何とも贅沢なルーフトップでした。
バーカウンターはありませんが、メニューが置いてあり、同行してくれたスタッフに注文すると持ってきてくださいます。
一杯3000円と高級でしたが、こんな気持ちの良い場所で飲まずに帰るのは、一生の後悔になると判断。これはおそらく口コミにしなくても写真だけで伝わると思いますが、最高にうんめえ酒でした。というのは半分冗談で、ワイン自体もなんかやたら美味しい。語彙
その場でちゃんと調べなかったことを後悔していますが、イスタンブールはイスラム教の国、お酒を飲まない人の多い国でなぜこんなに美味しいワインがあるのか、誰か知っていたらぜひ教えてください。また飲みたいこの赤ワイン。名前も控えてこなかった最悪。
初めてイスタンブールへ行かれる方はぜひOrientbank Hotel Istanbul, Autograph Collectionに行ってみてください!
ホテルホッピングをしたので、1泊のみの滞在でしたが、イスタンブールへ初めて行かれる方へ強くおすすめしたいと感じるホテルでした。
あまりに良かったので、帰国後調べたところ、Google口コミが脅威の4.9。まあ、妥当だなと思う評価でした。誰
とにかく、イスタンブールのホテル選びに迷っている方はここなら間違いと言い切ります。
朝食がなぜ無料だったのか、しかも2食も、このサービスがついていた理由は永遠の謎ですが、もし朝食のサービスがなかったとしても+19ユーロでトルキッシュブレクファーストを体験されることをおすすめします。初めてみたトルコ朝食、圧巻の品数と地場食品の美味しさに感動しました。
帰りは交通規制の関係でホテル前までタクシーが入れない時間だったので、3分ほど歩いて大通りへ出てタクシーを捕まえることにしました。
ぼったくりに合わないようにと、相場を教えてくださり、イスタンブール滞在中困ったらいつでも連絡して、君の名前覚えておくから。と名刺をくださったスタッフ。
最後までホスピタリティ溢れる対応で、とても嬉しかったです。このホテルのおかげで、数日滞在しただけのトルコが大好きになりました!